ポート アクティベーションのトラブルシューティング
データ センターが Megaport
責任分界点責任分界点とは、Megaport ネットワークが終了し、カスタマー ネットワークが開始する物理的なポイント。一般的には、光ポートのフロア/ラック/ポートの割り当てになる。への構内配線を完了した後に、ポートが立ち上がらない場合があります。
最も一般的な原因はファイバーの極性が入れ替わっていることですが、追加のチェックを実施して確認することができます。
ヒント
Megaport Portal からポートのステータスを確認することができます。ポータルの「Services (サービス)」ページでポートを探し、そのアイコンにマウスオーバーします。メッセージにサービスのステータスが表示されます。(アイコンの色もサービスのステータスを表しています。)
トラブルシューティング
アクション | ステップ |
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LOA授権書。 顧客は LOA をデータ センター プロバイダーに提示し、データ センター サービスとポートとの物理的な構内配線を確立する。LOA は、顧客が新規ポートをデータ センターにプロビジョニングする際に、Megaport Portal を通じて提供される。 をデータ センターに提供する |
ポートを注文すると、LOA が自動的に生成されて Megaport Portal からダウンロードできるようになります。この PDF のドキュメンテーションには、Megaport 側のパッチの詳細が記載されており、データ センターとの構内配線を配置する際に必要となります。新規ポートは、データ センター事業者がお客様のネットワーク デバイスからポートへの物理的な構内配線を確立するまでアクティブになりません。 |
デバイスの Tx および Rx 光量を確認する | 送信 (Tx) および受信 (Rx) の光量を確認します。相手側 (Megaport) のデバイスから信号を受信しない場合は、極性が逆になっている可能性があります。Megaport 側から光が届かない場合は、ファイバーの極性を確認します (次のステップ)。 |
データ センターとの物理的な接続を確認する | 新規サービスの場合
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ネットワーク インターフェイスのオートネゴシエーションを確認する | オートネゴシエーションとは、ネットワーク インターフェイスが他のネットワークインターフェイスとの間で、自身の接続パラメーター (速度とデュプレックス) を自動的に調整する機能のことです。通常、マネジメント ポートを構成する際は、オートネゴシエーションが望ましい設定です。しかし、ネゴシエーションに失敗すると、ネットワーク インターフェイスの設定が不一致となり、ネットワークのパフォーマンスに重大な影響を与えます。
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次のステップ
トラブルシューティングを行っても問題が解決しない場合は、サポートにお問い合わせください。サポートを依頼する前に、以下の情報を収集してください。
- トラブルシューティングの結果 – 実施したすべてのトラブルシューティングの手順に関する詳細を提出してください。例えば、ループが設置されている場合は、その位置と向きを記録します。
- Service ID (サービス ID) – Megaport サービス ID は、Megaport Portal の「Services (サービス)」ページで各サービスの横に表示されている一意の 8 桁の英数字です。
- データ センターの構内配線完了通知 – 構内配線の設置が完了すると、データ センターから完了通知が届きます。この通知には、データ センターの構内配線注文番号が記載されており、Megaport はこの番号をデータ センターの技術者に伝える必要があります。
- データ センターの構内配線注文番号 (データ センターのチケット番号) – データ センターで直接開いた既存のチケット参照番号があれば提出します。
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データ センターのチケット参照とケーブル ID – Megaport がデータ センターでチケットを開く必要がある場合、Megaport は当該構内配線と実施したトラブルシューティングを特定するための具体的な情報を必要とします。Megaport に連絡する前に、次を確認してください。
- 構内配線注文参照番号、トラブルシューティングのチケット番号、ケーブル ID を収集する
- デバイスから Megaport 責任分界点への接続が正しいかどうかを確認する
- この接続に通信事業者を利用しているかどうかを確認する
ヒント
ケーブル ID は、データ センターが各構内配線に割り当てるもので、通常、構内配線ケーブルに取り付けるタグや小さなカードに記載されています。また、データ センターは、構内配線の完了時に注文者に ID を提供します。
注意
データ センターへのフィールド サービス技術者の派遣が必要な場合は、カスタマー フィールド サービスで詳細をご覧ください。